うっかり忘れていたけれど、エスクード仲間たちと交流を始めて、第1回の新治から、ことしは20年めだった。この焚火の忘年会は、通算193回めにあたる。

 外気温は当たり前に低いが、無風の午後。体感温度が必要なだけしか寒さを感じさせないのは実にありがたい。
 午後4時に点火して間もなく薄暮が訪れ、思い思いの食材を持ち寄って仲間たちがやってくる。
 基地の車両をすべて敷地外へ移すと、到着するエスクードはことごとく三代目。それ以外のエスクードは初代のコンバーチブルだけで、頼みの綱のもう一台は今回は軽自動車にスイッチ。さらにもう一台も仕事納めの日に故障入庫したという。欠かせないはずの二代目も今回は欠席で、現行モデル乗りは近場にいない。
 三代目主力の時代が続いている。
 「大洗の港でテラノ時代の友人と落ち合ってきたけれど、私も含めもう誰もテラノに乗っていない」
 という、例によって北海道から岩手に帰省する途中にわざわざ立ち寄ってくれるかわねこさんが、しみじみと話す。
 エスクード乗りのコミュニティとしては、世代のピークを過ぎたとはいえ、我々は長くやっていられるのだなあと、あらためて考える。

 

 献立は焼き林檎、ネギまみれ焼肉2019年最初で最後というか令和初仕様、焼餅に焼き鳥、ソーセージやハム、唐揚げ、ポテトフライ、なめこ汁とサイパンから持ち込まれたコーヒー、久しぶりに目にする250の缶コーラ。
 もう満腹間違いなしで焼き芋を作るのを忘れた。
 焚火の方は、昨年燃え残った丸太一本を燃やし尽くすまでの戦いとなり、狼駄さんの持ち込み金木犀の枝はらいと、青影さん持ち込みの木瓜の枝はらいが燃料。madcrowさんが薪奉行、s.DoさんとAMGさんが焼き物指南となり、コムロさんとかわねこさんが車の情報交換、新月さんと風花さん夫妻はノマドが故障したにもかかわらず代車で駆けつけてくれた。
 月のない夜空に風もない焚火日和の時間は日付が変わるまでにぎわい、ことしのつくばーどを無事にしめくくった。