こぼれ落ちたものはいずれまた
やってやれないことはない証明による悪循環
 2つめのリエゾンは、青森から八戸方面へショートカットできるみちのく有料道路。快適だが、眼下の森に旧道らしきダートが見え隠れしていて、またもやこの旧道に入り込んで道草をする。熊や蝦夷カモシカの出没が怖いが、看板によれば14kmで全通しているらしく、ここもいずれ探検に来ようと途中撤収する。
 地方道を走り繋いで、午前中に訪ねた十三湖とは全く趣の異なる小川原湖を回り込み、Sレイドの課題地が点在するエリアに70分遅れで到着。このエリアは既に多くの人に攻略されているが、出題者の白神爺。さんは「エントラントではなく、出題者になりたかった」と言ってくれるほどの熱意で課題地を考えてくれた。コンパクトなエリアに複数の課題地がまとまっており、非常に楽しい。
 そしてこのエリア内に所在するのが、知る人ぞ知る名所?であった、コンクリート製ハンドメイドのガンダムとザクを庭先に展示している床屋さんだ。お店は休日だったが、「ガンダムカット」なる散髪メニューが宣伝文句として窓に出ている。
 ど・・・どういう髪型になるんだろう???
 ひととおりの散策を済ませて、第3回目のリエゾンに。ここから一気に岩手県に移動する。SIDEKICKさんがEレイドに出している課題と、SSレイドの課題へのトライだ。第二みちのく有料が東北道と繋がったので、これも快適。ただし十和田周辺へ立ち寄れないのが残念。
 岩手の街での課題は、地図に頼らなくても知っている場所だったが、ポイントは混雑しているかしていないか。車を横付けするにしても、周囲の迷惑になってはならないし、先客がいれば横付けできない。どちらの課題地もその心配はなく、一発勝負でトライができた。
 特にEレイドの課題のお店は、ほんの一瞬で駐車場が埋まってしまい、人気の高さを見せつけられた。イートインコーナーもあったのだが、16時30分。もたもたしていると退勤渋滞が始まる。そそくさと東北道へ戻ることに・・・しようとしたら
燃料がない。給油でさらに数分ロス。
 それでも平日の東北道は、週末や休日に比べていくらか通行量が少ない。天候も安定し、事故もない。思っていた以上にペース維持が可能で、21時には帰宅し、風呂に浸かっていられた。
 やればできる、日帰り韋駄天紀行。次もそうするかどうかはわからないが・・・