《つくばーど in 石岡〜長岡》

長 岡 編
 

 明けて10月11日、体育の日に体育会系なノリが続く。つくばーど基地から嵐田・SIDEKICK組に見送られたPter氏は、一路長岡を目指す。現地ではlooplineさん、きうさんが応援に駆けつけ、あっきい組による「長岡編」が催された。
 8月末のらいとにんぐつくばーどに続くにぎわいは、雨模様の天候をものともしない。その勢いで、前回お流れとなったロコモコ丼に臨んだが、またも「貸切」の看板に立ちふさがられ、やむなく前回利用したパスタ・ピザ屋でクルマ談義を展開したそうだ。新潟在住の面々は、昔から臨機応変に、突然の来訪者を丁寧に迎えてくれる。
 あっきいさんが長岡の地に転居し、瞬く間に彼の地を好きになった背景にも、そのようなバックボーンがあるからかもしれない。なじみの仲間たちの意思疎通は、居ながらにして一人の冒険の旅を体感しあえるのだ。
 Pter氏は長岡ミーティングのあと、山越えルートで妙高経由の進路をとり、帰路についたようである。

 「このお礼参りはいづれせねばなるまいが、すぐにと言うわけにはいかぬ。プーになってから行くか、行ってしまってプーになるか、それが問題だ」(あっきい談)




       そのころ、西へ向かう超弾丸エクスプレスも・・・

 Pter氏が東へ走り始める直前のこと、静岡県在住のkawaさんは、迫り来る台風22号に真っ向勝負を挑むルートで西へ走っていた。
 どこかへ出かけたい! という衝動が、台風の余波でピークに達し、
 「そうだ!京都に行こう」
 というノリで、日帰り京都巡りを敢行したのである。
 「はい。往路7時間、滞在6時間。帰路はやっぱり6時間で、清水と三十三間堂、平安神宮と京都駅周辺のお寺を見学してきました!」
 いやはや、新幹線で行くならまだしも、自走で19時間の行程は、もう耐久レイドの様相を呈している。帰路はさすがにお疲れだったらしく、嵐田風花が話題を振りまいた「眠眠打破」を服用しての爆走となったようだ。
 「あれ(眠眠)って、一気には飲めないですね。帰ってきてて"ぐったり"なんですが、コーヒーと眠眠のせいで目がさえてしまってます」
 Pter氏も30数時間、不眠で石岡にやってきて、さすがに翌朝までは8時間ほどの睡眠をとったが、春風高校の登坂OBを地でいくkawaさんも、尋常ではない(くれぐれも、ノリだけで真似をしないように)
 8月初めのつくばーどでは、あっきいさんが天狗の森に日帰りでやってきたし、SIDEKICK氏に至っては習慣性が定着している。それもこれも、エスクードというクルマがドライバーを駆り立てるのかもしれない。