「それでは乾杯!」
 あっきいさんの号令で宴会が始まる。
 以下略(おいっ)
 東京に向かうtakedaさんを見送り、仕事をやっつけて駆けつけてくれただいすけさんを遅い夕食に案内し、やはりこのあと仕事に戻るあっきいさんを送り出し、おしおき要請の出ているしげっちくんの部屋に夜襲をかけるため、二階の窓に取り付ける位置に4インチリフトされたランクルを誘導し・・・とやっていたまだは覚えているが、不覚にも宴会部屋に戻った直後、寝こけてしまったのである。
 明けて日曜日、斑尾山に登る林道の枝線から、ツーリングが始まる。まだカラマツの紅葉が見応えのある稜線を、2班に分かれたエスクードとジムニー、レバンテ、ランクルが駆け抜けていく。
 しかし残念ながら、本線へ移動しようとする分岐から数百mで、落石が道路をふさいでいた。
 こうしてあっけなく、日曜の林道ツーリングは、6kmちょいで回避ルートへ下山することとなった。日曜参加の青影さん、RIkerさん、申し訳ない。春夏秋冬夫妻にも、人員搬送をやっていただきながら、お礼も出来ずに過ごしてしまった。重ねて申し訳ない。こうした協力によって、つくばーどは支えられている。

 今回、宿泊地となった「空飛ブウサギ」のオーナー、ご家族には、何から何までお世話になりきってしまった。20畳くらいはある和室を二間ぶち抜きで宴会部屋に当てていただき、各位の居室も用意していただけた。大きな風呂は二つとも24時間いつでも入れる。
 なんといっても、三階まで上がらねばならない宴会部屋に行くために、「階段を下りる」というところが面白いのだ。行ったり来たりしているうちに、足腰の筋トレになってしまう。
 しかも宴会部屋のさらに上にも、屋根裏ロフトや檜の壁のお風呂があったりする。
 これは、第2弾をやらない手はない(いいのか勝手に決めつけて)
 本来ならスキーシーズンに。といきたいところだけれど、林道が走れる時期のほうが、つくばーどとしては企画しやすいし、一般客の少ない時期のほうが、大人数を受け入れやすい。そして、まだこの界隈の林道を全て楽しんだわけではない。来年の夏にでも、再びこの地でつくばーどを仕掛けたい。