愛はじゃんけんを勝ち抜けるのか?
「そりゃもう毎日練習してました!」(だいすけ夫妻)
「絶対に罰ゲームさせてやるっ」(じゃんけん部隊)
つい企画してしまった
第一回「ふたりBレイド」
 「ふたりBレイド」の概略

 ・主賓である新郎新婦だけが出走する
 ・CPを探し出してゴールを目指す
 ・CPには待ち伏せ部隊を配置する
 ・待ち伏せ部隊は新郎にじゃんけん三回勝負を挑む
 ・新郎はこれを勝ち抜かねばならない
 ・CPの数(勝負)に対して過半数を割った場合、
  宴会の席にてペナルティ

 従来の「ブラインドレイド」とは異なり、出走者には当日まで、ルートやCPの一切を知らせていません。
 スタート地点で初めてCP1の場所が指示され、そこへたどり着くと次のCPが明らかになるという“心理的な揺さぶり”をかけ、到着早々じゃんけんを挑まれるという、なんと意地悪なレギュレーション。
 しかも、だいすけさんはレイドの前夜、深夜に緊急業務で出勤することになってしまい、帰宅はレイド当日の朝でした。
 「遅れてしまいました! でももう気分はすっかりハイですから!」
 くろかんノマドからスイッチされた、おなじみのJA11Cジムニーで、静岡・新潟5時間のダッシュという激務も重なっています。
 でもきっと、こういうときは逆に手強いぞ。
 スタート地点では、嵐田家で最強のじゃんけん実力・みぞれが挑みます。2回負けたら、対戦ボードは×印。だいすけさん、いきなり2連続負けでスタートを落とします。
 「先行き不安ですが、行ってらっしゃい!」
 CPは全部で9つ。
 妙高市から上越市まで、葡萄園や酒の博物館、駅、フェリー埠頭、水族館などをデートしてもらいますが、それぞれの地点に仲間たちが待ち受けています。
 やがて時間差で、じゃんけん部隊からの報告が入ってきます。
 「勝ちました」
 「新郎負けです」
 「待ち伏せ成功です

 「勝ったよー」

 「おいおい、だいすけさんてば、いきなり5連敗なのか?」
 司令部では困惑(実は爆笑
。ただし、あとで対戦ボードを見ると、連勝ではなかったようです)
 しかし中盤でだいすけ・みき夫妻の巻き返しが始まり、勝負はもつれていきます。それは予想のうちで、さらなる心理戦として、後半戦で新婦を信越線の列車に乗せて、新郎と別行動をとらせるステージに。
 しかし、日常生活に鉄道を使うことの少ないみきさんは、
 
「やったーっ、久しぶりに電車に乗れるー」
 うわわ、これは予想外だ。でもふたり別行動の、それぞれのじゃんけん勝負どちらかが負けると、敗戦確定。その結果は2人が再会するまで司令部にもわからない。
 この間、じゃんけん部隊として現地入りしていたスタッフ参加者は、それはそれで
 「昼飯をいつ食えるんだろう?」
 「昼飯食える場所はあるのか?」
 「うちのCPには、いつになったら現れるんだ?」
等々、企画の詰めの甘さによる苦労を強いられています(ごめんなーっ)
 対戦結果は6対4の激戦にて、新郎新婦チームの惜敗。詰めが甘かったものの、もくろみ通りにペナルティが確定しました。
 ひとまず、レイドはなんとか成功できました。参加していただいた全ての皆さん、お疲れ様でした。もちろん、買い出し担当も無事に任務を完了できました。
 え? ペナルティがどうなったか? それはほら、宴会でのお楽しみです。