妙高のつくばーどでは定宿としてお世話になっている「空とブウサギ」は、なぜか「ぶ」の字がカタカナ。もちろんその理由はあるのですが、事を面白くするためには、そういう部分は内緒にしております。もっとも、そのような気を回さなくとも、この宿は充分に不思議な宿で、ドアを開けると階段がいざない、最上階に行くためにはフロアを「下りなければならない」。外から建物を眺めていると、その部屋にどうやったらたどりつけるのか不明な窓が明かりを灯しています。ことしも、今まで存在を知らなかった部屋を発見し、思わず見取り図を確認する始末。
それ以前に毎年宿泊しているにもかかわらず、自分の泊まる部屋が発見できず、建物の上から下まで右往左往する幹事という図式が、夜中の館内で発生していました。誰も見ていないからピンと来ないと思われますが、当人は明らかに遭難しかけているわけで、かなり必死です。半ばあきらめて宴会部屋で寝ようと覚悟し、24時間入れる風呂に行ったら偶然にも隣室のsugiさんと出くわし、部屋の位置を聞くことが出来ました。これで難を逃れることができましたが、対照的なのがTA01Wさん夫妻で、なんとトランシーバーでお互いの位置確認をやっていたそうです。なるほどその手があったか!
そのような事態が起きる数時間前、参加者一同は最上階(でも実際には、さらにその屋根裏部屋が存在し、しかも檜風呂までもが設置されていたりする)の通称“宴会部屋”で二次会を開催。まったりと呑み会をしながら、飽きることなくエスクード談義と情報交換を繰り広げていたようです。
・・・「ようです」ってなんだよ?
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