マミポコさんの絵葉書エディションに釣られて触発され、風花さんが参加。今回は8月7日から季節入りすると言われている残暑見舞いのモチーフを課題にしたものの、残暑どころかようやく夏が始まったという皮膚感覚のことし。
 しかしそういう割には、なんだこのタイトルカットのコマの秋冬感・・・


 マミポコさんの加工画は、正直言ってどれをサムネイルに回してどれをメインにすべきか前回以上に迷った。重複したモチーフは判断しやすいけれど、今回、天の川と向日葵で散々悩まされ、向日葵を優先した。
 圧巻だもの。
 一方、風花さんには本当のところは急遽、「4点出せ」と課題を突き付け、引っ張り込んだ。まあ、このアングルがエスクード、ことノマドのかっこよさを表現する定番の見せ方だけれど、後ろ姿しかないのか(笑)と言いたくなるほどお気に入りの角度のようだ。
 彼女も初の画像加工で戸惑いながら作業したそうだが、縮小をかけても絵画感は失われなかったので、雷蔵より腕は上。

 

 前回よりはましになったので、僕も大きめの投稿をさせていただくのだが、絵画感を引き出すのはやっぱり難しい。
 今回はコンバーチブルでまとめた分、車体色が、影になるとほぼつぶれてしまう。でも明るくすると木陰の雰囲気は台無しになる。
 夏の絵はまだいい。この腕前で雪景色なんか扱えるのかと今から心配になる。


 この企画の利点は、オンラインでコミュニケーションできるということもあるが、過去に撮影し埋もれた写真をもう一度扱えることで、かつて開いていた「桜の風景写真展」のように、ここぞと日取りを狙って撮りに行く楽しみはないが、ストックから気軽に持ち寄れるところにある。
 加工ソフトを所有するという前提はあるものの、このシリーズでオンラインイベントとして呼びかけることは、続けてみようと思う。
 すると、さて次回は何の季節柄葉書を引っ張ってくればいいのだろう? 実は季節の挨拶状は、喪中欠礼を除くと5つしかないのである。そのうち今後のルーチンは年賀状と寒中見舞いと余寒見舞い。年賀状まで待ってるのもなんだし、クリスマスカードも切り札にしてしまおうか。