奥入瀬から秋田、岩手へ
 結論から言ってしまうと、八甲田で午前中をのんびり過ごせば、その日は奥入瀬渓流をあきらめなくてはいけません。
 午後1番でたどり着けば、もう観光センターもビジターセンターも、同様に観光客でいっぱい。著名なスポット周辺は、路駐と渋滞が引き起こされています。こればかりは、それっぽいところで写真を撮っても、ごまかしが利かない(最下流で撮った程度)
 人のことは言えませんが、渓流沿いの国道をドライブするのが目的でないなら、ここは歩かなければダメですね。
 自主学習の先を急ぐために、この旅行で唯一、雨の激しかった十和田湖は、和井内貞之の話をしながら通過。発荷峠を越えて、大湯の環状列石を見物に行きます。
 ストーンサークルの実物を見せるのは、初めてですが、大湯の写真は20年分くらいの推移を我が家のアルバムで見られるため、その当時との違いに驚き。三内丸山遺跡とまでは行かずとも、保存と展示の手入れが進んでいます。その方法の善し悪しは、今回は考えません。
 そして秋田県から岩手県へ。
 Sレイド・・・というだけではなくて、緯度・経度のクロスポイントについてのおもしろ勉強です。
 「・・・という場所に、今まさにお前たちは立っているのだ」
 こういう説明には、なぜか目を輝かせて聞き入ります。そういうのに興味持ってくれるなら、とーちゃんは期待しちゃうぞ・・・