坐骨神経痛が発症して腰から右足全体に激痛。幸いにも連休だし寝ていたいというときに、「ウルフ・ムーンだ。我が家の新年会だ」とたたき起こされて連れ出される宵の口。

 そんなのをつくばーどのイベントにしていいのかよ。
 とも思ったのだがこの激痛ではもう正常な判断などできないのである。どのみちいずれ、この店で正規のイベントをやろうと考えていたので、今回は予行演習のようなものだが、痛いものは痛いんだよどうにかしてくれよ。
 などという訴えに動じる一族ではない。
 れいん、霰、霙、雷蔵と妹の吹雪、吹雪の亭主の隕鉄。残念ながら福井県に長期出張している従弟の流星は不参加となったが、れいんの弟の娘で姪の葉月がいるので(いるのでって、お店の人だけど)、温室状のテラス席はかなりにぎわっている。
 これで風花・新月夫妻がいたら完璧だった嵐田の一族は、例年だとつくばーど基地で雑煮を食っていたのだが、せっかくだからと土浦市に繰り出したのである。
 なんでこんなときに・・・というくらい半身不随なので、雷蔵は助手席でうなされてきた。霰と霙もヤマタノオジロで意気投合、吹雪夫妻は霙に勧めながらふられたマイクラでやってきた。

 

 本年のつくばーど新年会の正規版は2月だ。だが新年会ならうまいものを食うのが習わしなので、燈屋のパスタやローストビーフを思い思いにオーダーする。土曜日の夜は女性限定で2時間の飲み放題(ノンアルコールも可能というのがありがたい)だ。
 改装したのち、燈屋系列となったお店はイタリアンに加えて炉端の風味も加わっており、パスタソースもさることながら銀鮭やら銀鱈、白子といった食材もいい味を繰り出している。
 横になりたい。痛み止めが効いてこない。でも料理はうまい。おしゃべりに花が咲くのを邪魔するわけにもいかない。
 1月最初の満月を、海の向こうではウルフ・ムーンと呼ぶそうだが、まさしくなんとかしてくれーと遠吠えしたくなる激痛と格闘しながら、自分だけなにやってんだかという新年会は佳境。まあ明日と明後日は寝込んでいられるからいいか。
 それにしても、冬場は車が壊れるパターンが続いたのに、車ではなく乗り手が壊れるというのは想定外だった。