今回の参加者

 SIDEKICKさん@板ちょー
 kawaさん
 青影さん
 おいたマンさん親子
 sugiさん親子
 コムロさん&ひでこさん
 ふっじいさん
 狼駄さん
 AMGさん親子
 教授さん
 新月さん&風花さん
 TA01Wさん&ricoさん
 suuuさん
 和邇家が夜討ち朝駆け
 雷蔵&れいん
 あられ、みぞれ

 例年月遅れで開いてきた新年会は、ことしに限っては3月にずらされ、大小さまざまな波乱の幕開けとなる。
 よもや、イタチョーSIDEKICKさんが日勤シフトとなり、17時まで浜松から離れられない事態に陥るとは、想像もしていなかったのである。
 ここで援護に入るのがティーンエイジャー部隊。数年前まではエスクード・チルドレンなどと呼ばれていたが、今は立派な戦力となっている。
 れいんさんの陣頭指揮の下、あられ、みぞれ、ダイキ、マサキの4名がジャガイモをふかし、潰し、裏ごしし、丸めてパン粉と卵をまぶし、揚げる。
 カレーライスのためのカレーが夜遅くまで届かないため、晩餐はコロッケと炊き込みご飯に切り替わる。夕方、ふっじいさんが妙高からとん汁を運んできてくれて、食卓はさらに追加のサラダが並んで形ができた。

 「ところで、前回の量不足を反省して、今回は2つ作ってきたんですよ」

 sugiさんの長男、ダイキが、見事なイチゴとブルーベリーのタルトと、ミルフィーユを持ち込む。
 みんなで舌鼓を打っているところへ、TA01Wさんとricoさんが、粒選りのとちおとめを届けてくれる。

 天狗の森で開かれるつくばーどは、他のどこよりも手作りの旨いものや、あちこちの特産品がテーブルを埋め尽くすのである。
 いやもちろん、つくばーどはエスクードを軸とした遊びの場である。旨いもの食っているだけではない。
 教授さんやkawaさん、25年を刻むエスクードの生い立ちや、新型SX4から想像すべきスズキの車づくりをシミュレーションしてみたり、メーカー内のモノの考え方をプロファイルしてみたり、各々のエスクードの健康診断をする。
 そうこうしているうちに夜は更け、パンスターズ彗星観測にやってくるAMGさん親子、「朝だ差し入れだ起きろこのやろー」と奇襲をかける和邇親子、ノマドの修理が完了して駆けつけるsuuuさん、作りたての焼き菓子を届けに来る新月さん&風花さんたちで、二日めの本戦が始まる。
 宿泊組は、青影さんが用意してきたドーナツと、おいたマンさん提供の飲むヨーグルトで臨戦態勢が整っている。
 大量の焼肉を効率よく焼くには、狼駄さんの右に出るものはない。コムロサンとひでこさんも牛タンを炙る。もちろん、SIDEKICKさんのカレーライスも昨夜のうちに到着し、炊き直したご飯が待ち受ける。
 いつもの2月だったら、山頂近くの尾根にある天狗の森では寒さが厳しいが、彼岸の入りともなると陽気は穏やかだ。花粉の量も少ない。
 満腹となった一同は、SIDEKICKさんのエスクードにプロコンプのリアサスを組み込む作業や、エンジン点検(の結果、ラジエター故障も発見される)に勤しむ。
 2013年のつくばーども、ここから本格始動となる。山腹では桜が開花を始めていた。