《13人目の仮面ライダーを再現する》

 度重なる世界征服作戦を、脱走者本郷猛に阻止され、貴重な改造人間戦士を失ったショッカー首領は、本郷猛を改造したノウハウを利用し、彼の性能とまったく同じ能力を有する12体の超人を作り出した。
 一方、対ショッカー行動のために、本郷邸の地下に設置された猛の研究所では、新しいサイクロンが開発されていた。猛はふとしたいらだちを紛らすため、サイクロンのテスト走行に出る。そこで遭遇する12体もの“自分自身”。
 「13は死の数。貴様は13人目の仮面ライダーだ!」
 猛の脳裏に、ショッカー首領のあざ笑う声が、ショッカーライダーの精神感応を通して響き渡った・・・



 再現といっても、原作コミックの緻密な展開をそのまま再現することはまず不可能。とりあえず、12体のショッカーライダー(原作版)と、原作っぽい本郷猛を用意し、原作では二度にわたる戦いのうちの、初戦に近いものを作り出してみた。
 原作は、夜の場面を描いており、シッョカーライダーと遭遇したとき、猛は既にライダーに変身を終えている。本稿では常用サイクロンから戦闘形態へ、猛からライダーへと
いうプロセスを組み込んである。
 12人のシッョカーライダーのうち、11人までは、キャラウィールの旧サイクロンと旧1号をそのまま利用、本郷ライダーは、旧サイクロンと“桜島1号”の組み合わせに変えてある。
 ショッカーライダーの1人は、原作では一文字隼人である。そのため、ここでは知らんぷりしてアルティメットエディションの旧サイクロンと“桜島2号”を紛れ込ませてある。


※ このページ自体は、原作とは異なる画面展開で、つくばーどアレンジが施されています。