《ダークホッパー》

 今でこそクロニクルシリーズなどのガシャポンや食玩で、数種類のミニチェアがリリースされたダークホッパーだが、仮面ライダーアギトの放送中には、うーん、出てくるかどうかわからんし、と、作ってみる決意をさせた最初の素材であった。
 ところがこれがなかなか、映像を見ているだけだとカウルのディティールがわからず、もう形が似ていればいいやっ。で、ビートチェイサーを1台つぶしにかかった。ビートチェイサーのヘッドパーツを外して4分割に切断し、ダークホッパーの4枚のフィンとしてくくりつけ、カウル全体をパテによって成型してある。排気管は撤去し、ホッパーの特徴となる後ろ足と交換。この後ろ足は、モスラのソフビの後ろ足を流用した(こんなの、あれしか流用しようがない)
 そういえば、素材がビートチェイサーなので、赤外線通信はそのままとなっている。付属の携帯電話が出てくれば、警視庁から呼び出しがかかってしまうのである。