地球防衛連合UDFは、実戦部隊DASHの編成にあたり、パトロールから実戦まで幅広いタスクを要求される汎用車両開発に、アルファロメオとベルトーネのコンビネーションを選定、同チームファクトリーの理念とテクノロジーをベースに、より高度な技術投入を要請し、『ダッシュアルファ』を完成させた。
そのボディには、特殊合金「アルファロイド」を採用、エンジンは更なる技術研磨を重ね、環境問題を考慮した実験燃料として、オリーブオイルから抽出された「アルデオリブ」を使用する。
車体前部には「オートバルカン」、エンジンフード下にスペースを捻出した内蔵小型ミサイル「ストライクヴァイパー」を標準装備する。その他のオプション武装は、作戦行動に応じて着脱するため、各部にハードポイントを設定しているという。
この基本形態はチェイサーモードと呼ばれ、飛行や潜水など7パターンの形態に変形する“可変特捜車”であることが、ダッシュアルファのもうひとつの特徴だ。陸上走行時は最高速度750km/hをマークし、フライトモードにおいては、車体後部に格納してある「サラ・アルファ・ターボジェットエンジン」を展開、マッハ2.5の速度に達する。
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