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何の変哲もなかったはずのホンダCRF250Lが、霊界だか何だかわからないがゴーストドライバーから発するエネルギーを受けて一角獣を模した形態へと変化する。
水冷4ストローク単気筒のエンジンは、この瞬間から23馬力が140馬力にもパワーアップしてしまう。このような事例は、過去にオルタフォースによって変形するマシントルネイダーにも見られたことなので、ことさら驚くには値しない。
仮面ライダーゴーストとなった天空寺タケルは、この「マシンゴーストライカー」で、敵である眼魔を追跡し、ときにはライディングテクニックを駆使して騎乗戦闘に持ち込むが、眼魔もまた巨大怪物化する場合があり、質量や火力に勝る攻撃力を有することがある。
このとき、ゴーストは相棒?のユルセンが召喚する「キャプテンゴースト」なる幽霊船とゴーストライカーを融合させ更なる形態変化を促すのだが、誰の趣味なのか宿縁なのか、その姿は巨大なイグアナになってしまうのである。
これはマシンとネルイダーのスライダーモードや、仮面ライダーウィザードが使用したマシンウインガーとウィザードラゴンの融合どころではない。はっきり言って醜悪である。
いや・・・「イグアナゴーストライカー」という名前まであるのだから認めざるを得ないけれど、あんなものは生理的に受け付けないので、ここでは見なかったことにさせていただく。 |