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トミカタウンには、治安の悪化を招く凶悪犯罪やテロ破壊活動などは見られないが、天災と人災に関してはその限りではない。タウンの消防本部はいち早くハイパーレスキュー隊を組織しており、緊急司令部基地などの設備は、ハイパーブルーポリスよりも先行して完備した。
彼等の機動力は、ハイパーレスキュー1〜3号とビッグキャリアカーを大型特殊車両、巡回・救急・梯子・支援などの機動車両を陸上に。その他救急ヘリ、輸送ヘリ、消防艇、ホバークラフトなどオールラウンドにわたって配備されている。
ハイパーレスキュー1号は、タウン初の超大型特殊車両で、全長16.9m、重量158tの巨体に最高速度180km/hという常識を越えたスペックを有する。車体内に3台分の小型車格納スペースを持つほか、伸縮型マルチラダーと破砕用グラップラー、消火用放水銃を応用して、瓦礫撤去や高層建築物の消火作業、避難ルートの確保を行う。
ハイパーレスキュー2号は、災害現場へ救助機器を搬送するコンテナトレーラーで、全長15.2m、重量122tを最高速度160km/hで走行できる。1号、3号との連結システムを持ち、ハイパーブルーポリスのガードランナーとは、連結だけでなくコンテナブロックのコンバート機能も有する。
なお、ハイパーレスキュー3号は、無限軌道による不整地走破性を誇る重機型レスキュー車両として、山岳地帯に配備されている。
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