《夜の都会のハイウェイ 貫く銀の光の矢》 |
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「太陽系の惑星群」をテーマとした卒業論文を書く為に、地球へやって来たアイビー星人の大学生・ニック(地球滞在時の氏名は高瀬健)は、地球文明の調査中、子供をいじめる犯罪組織・テンタクルと遭遇する。テンタクルを率いるプロフェッサーKは、子供を見るとクシャミが止まらなくなるほどの子供アレルギーで、その世界最高の頭脳と科学力と巨万の富を駆使し、アンドロイド兵士を送り込み、悪人を雇って子供をいじめ続けていた。 ニックは、アイビー星では日用品と思われるプロテクトスーツを身にまとい、テンタクルの世界征服・・・ではなく、子供いじめに敢然と立ち向かうのである。その姿こそ、人呼んで星雲仮面マシンマン。アンドロイド兵士はマシンサンダーで撃破し、悪人には必殺のカタルシスウェーブで改心させる。 マシンマンは敵といえども憎んだり殺傷したりはしない。地球の平和を守るという使命を帯びているわけでもない。たまたま立ち寄った星の、とある女性カメラマンに一目惚れしてしまったのが、地球にとどまるきっかけだ。しかしニックは自らの立場を明かすわけにはいかない。 やっぱりヒーローは孤独だ。 |