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白い魔法使いから魔力の指輪を与えられ、指輪の魔法使いとしてファントムと戦う操真晴人は、その体内にウィザードラゴンと呼ばれる強大なファントムを宿している。
通常、晴人は自ら変身してファントムを倒すが、ゲートと呼ばれる人間の精神世界・アンダーワールドにダイブし、アンダーワールドを食い荒らす巨大ファントムと戦う際には、晴人自信がウィザードラゴンを召喚して戦力を整えることがある。
しかしウィザードラゴンは奔放に暴れまわることから、ただ召喚するだけではかえって被害を増大させてしまうため、晴人が騎乗し制御する必要がある。
マシンウインガーは、何者によって作られたのかが定かではないが、晴人がウィザードラゴンを制御するうえで不可欠のオートバイなのである。
レインズステア(ハンドル部)を軸に、車体が真っ二つに割れて展開すると、割れた前後タイヤの内側には四つそれぞれの魔法陣が輝きを放つ。この状態でウィザードラゴンの背部にマシンを融合させると、ウィザードラゴンは晴人の意志と高レベルでリンクする。
また、晴人が必殺技のキックを繰り出す際は、マシンをドラゴンの後部に結合させると、ドラゴン自身が晴人の右脚を兼ねた巨大な鎧・ストライクフェーズへと変化し、膨大な魔法のパワーを蓄積して敵を打ち砕くストライクエンドを放つことができる。
マシンウインガー自体はホンダCRF250Lがベースとなっているらしく、エンジンは直列2気筒(WZ−0Dと呼ばれる)のガソリン内燃機関だ。
マシンに魔力を与えるのは、フロントカウルに内蔵された魔法石・シールドコアの役目で、変身した晴人が搭乗することで、車体全体を魔力で保護する。その両サイドに取り付けられた浮遊石・マグリットバラストも魔力に触発され、マシンを空中に浮かせる他、姿勢制御と高速旋回能力を発動する。
ドラゴンとの連携や空中戦を多用するため、着地時の衝撃から車体を守る機構(テイルフェンダー)や、駆動系を守るブライテッドフェザーなどの装甲も備わっている。 |
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