《怪奇犯罪の謎を解け》 | ||
日進月歩の科学技術。その進んだテクノロジーを悪用した犯罪が多発を始めた高度経済成長期、警視庁で鑑識課長を勤めていた的矢忠は、科学捜査班やコンバット・チームなどの設置に奔走する。しかし警察機構内部でのこれらの運用の限界を感じた的矢は、警視庁を退職し、私財を投じて、民間の科学捜査研究所S.R.I.(Science Research Institute)を設立した。 主に不可能犯罪の様相を呈し、迷宮入りかと思われる怪事件に対して、警察からの依頼を受けて独自の科学捜査を行ない、解決に導く。応用科学のエキスパート、防衛大のドロップアウト、メカニックに長けた捜査助手、SFマガジン愛読者でインスピレーションとイマジネーションに富んだOLなど、ユニークな所員で構成されている。 |