《ガードチェイサー》

 警視庁が本田技研工業と共同で開発した(らしい)、世界最強の白バイと言われる、チェイサーシリーズの4代目。正式採用という意味では、3代目のマシンとなります。後継機である最大の機能は、マシンの始動時にステアリングのアクセル側を差し込み、保管時には外して盗難防止を果たす「ガードアクセラー」(旧トライアクセラー)を導入しいてるところです。
 運用するのはMPD/SAUL(警視庁未確認生命体対策班)の機動刑事G3(世間では仮面ライダーG3と呼ばれる)こと氷川誠。通常、Gトレーラーなる搬送車両から出動します。
 ベースとなった車輌は、タンクまわりの形状からドラッグスターのホンダX−4と思われますが、ガードチェイサーには水素エンジンが搭載されています。このあたりが、アレグロ、プレストと続いたトライチェイサー、ビートチェイサーのイオンエンジンとは異なり、後継機と言いながらも開発にあたったホンダの主張が強く出ていると想像できます。
 基本性能は、最大出力350ps(キロワット換算はご随意に)、最高速度時速350q。フロントブレーキに異系4ポッドWブレーキシステム、タイヤはパンク時に自己修復する「マグナBTR」。フロント部分に赤外線センサー暗視カメラ、レーザー測定式速度計測器(やだなー)、拳銃弾を跳ね返すフェアリングシールドなどを装備するほか、サイドカウルやリアカウルの中に、ハンドガンやグレネードランチャーユニット、特殊ソード等を格納しています。

 マシントルネイダーに続くRC第2弾。
 乗っているのはAIによる活動支援システムを搭載したG3強化型のG3−Xです。
 ガードチェイサーそのものは、ビートチェイサーやトルネイダーと同様のリアホイール内蔵ジャイロによって自立バランスを取り、走る・止まるの作動を促します。しかし製品サイズの問題から、よく舗装された路面でないと走ってくれない。なにより難しいのは、トルネイダーと併走させようとするコントロール側のコンビネーション(プロポの周波数はトルネイダーとは異なる)。これにギルスレイダーも加わると、全部一度に並んで走らせるのは大変でしょうねえ。