《スーパーレスキューポリス》

 複雑・多様化する犯罪に対して、警視庁、消防庁が協力して組織した「特別救急警察隊」。ウインスペクター、ソルブレイン、エクシードラフトというそれぞれの特殊レスキュー捜査隊は、主に専用車両での操作・救助活動にあたっていました。
 パトロール車輌はそのまま行動隊長専用車両でもあり、災害現場への急行、犯罪者追跡という用途からハイパワースピード重視、さらに捜査上の隠密行動のためなのか、通常モードから行動モードへの変形機構を有しています。また、それぞれ強化服装着用の移動ポッドという正確も併せ持ちます。
 ウインスペクター行動隊長・警視正ファイヤー(後にナイトファイヤーにバージョンアップ)が使用していたのは、白いカマロタイプの「ウインスコード」で、強化服の着化と共に車体各部が変形、赤いボディのファイヤースコードへモードチェンジします。サポートドロイド・バイクルにはオフロード白バイ「ウインチェイサー」も与えられていますが、これは別項で紹介。
 ブルーの流線型のモデルは、ソルブレイン行動隊長・警視正ソルブレイバー用の「ソルギャロップ」。平常時はトヨタ・セラ(!)の形態ですが、ソルブレインのレスキュー活動に際しては、画像のような形態へと変形します。
 イエローのエスティマは「ソルドレッカー」と呼ばれ、支援装備を内蔵するほか、ソルブレインの一員でもあるロボット警部・ソルドーザーの運搬に用いられます。ソルドーザー自体も、2足歩行ロボット形態から、小型ブルドーザーへ変形して状況に応じた救助支援を行えます。
 白いパトロール車輌は、エクシードラフト行動隊長・警視正ドラフトレッダー専用のバリアスSEVEN。当初はスクラムヘッドと呼ばれる大型四輪駆動車で移動していましたが、現場急行の必要性が高まり、導入されたもの。行動時は、車体各部の内蔵装備が変形により露出します。画像は行動時のフォルム。
 赤い四輪駆動車スクラムヘッドは、エクシードラフトの救助用強化服“トライジャケット”やその他救助ツール、消火装備を搬送します。