《トライチェイサーシリーズ》
 警視庁が次期交通機動隊主力自動二輪として開発していたTRCS2000シリーズで、西暦2000年初頭から頻発した未確認生命体事件の重要参考人?である未確認生命体第4号が、何らかの理由で警視庁から貸与されたという・・・くどいですね。
 ここに紹介しているのは、4号こと仮面ライダークウガが追跡戦闘用に使用している「ゴールドヘッド」と、マトリクス機能によって色彩だけを街乗りにカムフラージュした「ブラックヘッド」です。
 さらに、超古代文明の産物である未確認飛行体「ゴウラム」との融合によって、トライゴウラムへと武装することが可能でしたが、この融合の繰り返しによって金属疲労を起こし、トライチェイサーは全損してしまいます。
 その後継機として、4号専用にモデファイされたものがBTCS2000「ビートチェイサー」と呼ばれます。
 TRCSよりも若干、カウル回りが大きくなり、リトラクタブルパトライトやドラッグシュートが装備されています。発光素子によるマトリクス機能も踏襲され、通常時には銀色とブルーヘッドの「ブルーライン」と呼称されているようです。
 劇中にはこれ以外に、首都圏の各県警が実戦配備していた「ポリスヘッド」(いわゆる白バイタイプ)と、ゴールドヘッド(クウガバージョン)以前のプロトタイプが登場します。