《地獄の降下兵》
 ヘルダイバーとは、世界征服をたくらむ結社・バダンが放つZX型戦闘改造兵士用に与えられる攻撃兵器である。量産型ZX兵士群は、バダンのUFOから世界各国の軍事基地に降下し、ものの数分でこれらを壊滅させた。
 バダンはZXタイプを数限りなく量産する一方、「ゼクロス」と呼ばれる特別仕様の試作開発も進めていた。
 その成功例となった青年、村雨良は、数奇な運命の元、バダンを脱走し、バダンへの復讐を果たすために暴走するが、その渦中で出逢う9人の仮面の男たちに導かれ、「仮面ライダーゼクロス」へと成長する。
 良専用のヘルダイバーは、バダンからの脱走時に奪ったものとも、対バダン戦の途上で手に入れたものとも言われている。基本仕様はバダン製のままであろう。
 最高時速は600kmを誇り、核融合エンジンが搭載されていると言うが、それを確認した者はいない。
 しかし、高空のUFOから地上へと降下し、着地後瞬時に走行・制圧戦へと移行できる滑空・飛行能力や、着地衝撃に対する耐久性の高さ、フロントカウルに装備している2門のレーザーバルカンなど、突出した性能であることは間違いない。
 路面状況に応じてタイヤのトレッドパターンを変化でき、地形を問わず走行可能であり、水中航行能力も備える。