ケーキというものはすべからく甘いものだと思っていたのですが、この「甘さ」の加減ひとつで、お菓子としての味わいはずいぶん変わりますね。
「くりーむ」(伊藤修二オーナー)のケーキは、甘さを控えめにした、ほんのりとした味が魅力で、オリジナリティにあふれた色と形が楽しく、そしてリーズナブルです。
だから家族の誕生日やお祝い事に「○号のサイズで丸ごとっ」というような注文をしても、あっというまに平らげてしまえます。
「大人が味わえるケーキ」。一言でまとめるとそんな言葉が浮かぶのですが、なるほど定番のケーキに紛れて、季節ごとの新作が何か必ず並んでいるというのも、作り手が創作することを楽しんでおられる表現でしょうか。ついショーケースの前にかがみ込んで眺めてしまいます。
タルトレットに栗のクリ−ムをのせたモンブラン、ソフトなスポンジの中に桃のクリームが隠れているリヨン。そして、ミルフィーユは土曜日だけにしか出てこないという話です(地元の女子高生によると、かなりうまいとのこと)。
つくばーど編集部のすすめるフルーツゼリーは、本物の果肉をふんだんに取り入れたみずみずしさゆえに、季節限定の販売。ちょっとした贈り物には、焼き菓子のバスケットアレンジも作ってもらえます。
くりーむ」のファンは目の付けどころが早いというか、当nestが一番乗りでネット紹介かなと思ったら、「クリーム、友部町」で検索ヒットするんですね。上に記したケーキ類の紹介内容は、ベースだけそこからもらってしまいました。いやその、おいしいのはわかってるんですが、つい食う方に専念して分析ってのをやらないもので・・・
店内には喫茶スペースもあります。出来立てのお菓子を、珈琲や紅茶と一緒に味わいながら、お土産でも買っていこうかななどと考えたりします。
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