《“あーまーど”から“すとらいく”へ》

 あーまーどらすかるの完成から一年余、
30万qを目前に様々なトラブル、事故に見舞われて
らすかるそのものの厄落としが必要となった。
 あーまーど計画のレグ2は、しばらく懸案となっていたが、
Garage.Mさんが、従前のルーフキャリアに櫓を組むためのアタッチメントを
開発・制作してくれることとなり
2003年春に大きな転機が巡ってきた。


 Garage.Mさんがアルミニウムの塊から削りだしてくれたこのパーツは、既に付いているキャリアフレームに、市販のベースバーを追加固定するもの。構造は至って単純なものなのだが、取り付け強度やパーツ本体の強度、見てくれと使い勝手も含めて、素人がやっつけ仕事で作るのはリスクを伴うだけに、なかなか実行に踏み切れなかった。
 Garage.Mさんは、現物あわせの段階になっても細かいところまで手を抜かない。完成した1号部品を仮組みをしてフレーム形状へのフィッティングを確認した彼は、一週間の間にパーツに切りカキを加え、改良型として納品、組み付けしてくれた。なんといっても容易に着脱可能というところがありがたい。
 こうして屋根上にルーフボックス(PODと呼ぶ)やサイクルキャリアを設置可能となり、らすかるはようやく、人並みのエスクードに進化できた。
 ところで「すとらいく」のサブネームを付けたのは、SIDEKICK氏である。