Sレイドという企画を始めてから、つくばーどサイト内に必ず何かしらの形で、課題地点のヒントとなる情報を紛れ込ませる必要が出てきた。その手当のためと、今回まさねから寄せられた課題候補地の侵入・駐車などの安全性や、実際にたどり着けるかどうかの難易度についても検証しなくてはならないこともあり、ダミー情報を混ぜながらの独りつくばーど・ツーリングを敢行した。
 はたして謎のロストワールドは何処に???

《つくばーど in 浜通界隈を南下》
それってちょっとアバウトすぎ


 いや、その、課題の4地点なんかはどうするんだと言われると立場がないんですが、とりあえず奇数ナンバーの課題地点は地元エリアで出題するので、12月に入って公開した課題5地点は検証可能なわけです。
 それで思い出したのが、「BLUEらすかるでは、まだ課題の2地点に行っていないじゃないか」ということでした。それではちょこっと出かけてこようと、ひとっ走り。先代が最後に走ったツーリングコース上に、課題の2と5はトレースできるのです。
 あ、いきなりばらしすぎ・・・


 課題の2地点は、すでに何台かのエントリーが行われていて、そろそろどこの何の構造物かもわかってきていると思われます。Sレイドコーナーでは中間報告レポートを掲載中。

 勇んで出かけながら、早くもSレイドと無関係の話題。
 湯ノ岳パノラマラインの途上にお店を開いている「うぇる・はーす」は、紅茶の専門店とギャラリーを兼ね備えた、ちょっとした休憩ポイント。ここで国産の紅茶という(2005年時点では、ブームなのだそうです。知らなかった)初めて目にする銘柄を発見。
 「もみじ」と名付けられたそれは、鹿児島県鹿屋市で生産されているものでした。鹿屋といったら、E−ACTのシン大尉の故郷じゃないですか。もともと、国産紅茶の発祥の地でもある鹿児島県だとのことで、昭和初期には一大生産拠点だったものが、太平洋戦争の影響で衰退してしまい、1980年代に復興が果たされ、誕生した銘柄です。濃い色合いのお茶ですが、渋みや苦みが無く、ストレートでゆっくりと飲んでいられるのが良い。お店からの眺望も、天候が良ければなかなかのものです。

 

 そして乗り込んだ仏具山林道(なんかめちゃくちゃに位置が飛んでいます)
 実は課題2地点にトライした青影さんが、Sレイドのレポートを送って下さった際に「いっしょに行ってきました」と写真とルートの近況を教えてくださったので、まだ雪には閉ざされていないことが確認でき、のこのこと寄り道したのです。
 仏具山の林道は、幅員がやや狭いため、対向車とのすれ違いは所々で困難な場所があります。コンクリート舗装に小石を混ぜた、スリップ対策の区間もあり、冬場は積雪のあるルートだということは、よく知られています。全体的につづら折れ、未舗装区間はそれほど荒れていません。山頂付近には長沢と呼ばれる湿原があり、ハイキング登山で親しまれていますが、冬場はハンターも入っているようです。
 この時点で、課題5の地点は、まだまだ遠いところにあるという(いったい何しに出かけているんだか)