北海道遊び歩き
つくばーどレポートからこぼれていたエピソード 
 
 唐突にサッポロビール園から始まっていますが、これはつくばーどin北海道に出かけた折、娘たちとの合流が2日めの夜であったためで、苫小牧上陸から一泊と半日分、霰と霙の記録がないのです。
 彼女たちにとってのつくばーどは、3日め以降にニセコで遊んだ、hanapyさんとはなちゃん親子とのひと時こそがすべて。年上で、地元以外の初めてのお友達が、はなちゃんなのです。
 サンドブラストのガラス細工を作ったり、広大な牧草地(の隅っこ)で乗馬体験をしたり、熱気球で空に浮かんだりの、ひょっとすると大人がやっているつくばーどのツーリングなんかよりも充実しているかもしれません。
 もちろん札幌市内や小樽、余市と、狭い範囲とはいえあちこちを見聞して回ってきましたが、2人ともどこが楽しかった?と聞けば、ニセコと即答してきます。8歳と6歳、広い北海道を強攻策で駆け抜けていては、たぶん記憶に残るものも少なかったでしょう。連れて行きたいところはほかにもあったけれど、リクエストに従い、2日間をニセコに費やしただけのことはありました。
 逆に緊張したところというと、白老のアイヌコタンであったらしく、観光者向けに貸してくれる民族衣装を着せられたときには、ここに置いていかれたらどうしようと思ったらしいです(はい、そのリアクションは、父親も同じころに同じ体験をして同じことを考えたことがあります)
 実はこの旅には、母親であるれいんさんが同行していませんでした(仕事を休めなかった)。霙はホームシックにかかるかなと心配しましたが、ずっと前にそれを経験したことのある霰が、お姉ちゃんとしてしっかりサポートしていました。