羅須軽党 怒る どっちかというと、食い物の逆恨み? |
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これは・・・プレシャスに違いない! 直ちに回収する。ショベルアーム起動っ |
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世界各地で失われつつある貴重な秘宝を収集するサージェス財団は、古代文明の遺物、沈没船や秘境に残された財宝、滅亡寸前の動物まで様々な地球文明資源を保護している。 そのなかで、現代科学水準を遥かに越えた危険な力を持つ「プレシャス」は、サージェス財団にとって第一級の捕獲ターゲットだ。プレシャスをねらうネガティブシンジケートの暗躍も活性化しており、財団は直属の戦隊を組織した。それが轟轟戦隊ボウケンジャーであり、彼等は専用のゴーゴービークルを合体させ、全高50mを超えるスーパーダイボウケンで、プレシャスの捕獲にあたっている。 その日、財団から特命を受けたボウケンジャーは、超巨大な樹木に覆われた森の中で、巨大な円筒状の物体を発見した。 これぞ、ひとつで20万7000食分の非常用保存食をまかなうと言われている、あの世界的に有名なアレである。現在、確認されているものは、茨城県取手市の民間工場に展示されているが、中身は何者かに食されたあとのカラのものとして発見されたため、その工場では煙突の煤煙除去装置を内蔵したオブジェとして取り扱っている。 (一応断っておきますが、このお話はフィクションであり、登場する人名や地名、団体名などが実在しても、一切関係ありません) ボウケンジャーが発見した円筒は、まだ開封されていない貴重なサンプルだったのだ。彼等はこれを回収するため、9台のゴーゴービークルをスーパーフォーメーションし、スーパーダイボウケンに合体して、その場から持ち帰る作業に取りかかった。 だがそのとき、スーパーダイボウケンをもゆるがす地響きと突風が吹き荒れ、さらに巨大な影が彼等の前に立ちはだかった! 「うりゃ、そこでなにをしている。それは俺様の食い物だぞ!」 |
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う・・・うわわっ 「うわわ」じゃねーよっ |
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