つくばーど基地 期間限定ゲレンデ開設
あれから五年が経ちましたよ


 裏庭に雪がつもった。
 で、まず思うのは“地球温暖化”が進行しているということ。何故というに、30年間、都市化の波も訪れないわが家の周辺ではヒートアイランドが起きているわけでもないのに、積雪量が年々少なくなっているからです。


 と、書いたのが2001年の2月のこと。
 温暖化傾向は相変わらず進行しているはずですが、2006年は1月下旬の時点で2度の降雪があり、2度目の積雪は21日の週末に、丸1日降ったため、50cmにも達しました。年末から例年にない寒波が何度も来襲していることに加えて、乾燥しきった天気が続いて、ひと降りで一面雪景色です。
 表の庭からはほぼ消えてしまったのに、裏庭は数日経ってもさくさくの積雪20cm弱。でも、この程度で済んでいるのだから、雪国の人たちには申し訳ないけれど、放置しておけます。
 5年前に作った、キッチンチェアーの廃棄物をリサイクルした橇は、既に背丈の伸びた子供たちにはサイズが合わなくなってしまい、思うようにコントロールできないので、かつては「よそ行き」などと言っていたプラスチックのスノーボートを持ち出しました。
 以前は裏庭の一番奥の緩斜面を使っていましたが、霰も霙も度胸がついて、裏庭で一番の急斜面にトライ。カタパルト位地から30度のダウンヒル(が、距離約1m)と、それに続く緩斜面の先には、ブッシュがあります。滑走距離は10m程度で、ブッシュの間を抜けるか、ターンして制動をかけるか、転ぶかの三択。
 
「バランスとれないーっ!」
 
「えーい転んじゃえーっ!」
 学校から帰ってきての、日没までのわずかな時間、即席ゲレンデが賑わいました。
 それにしても、こいつら大きくなりやがったなあ・・・