前夜、台風４号が温帯低気圧となり、日本列島を駆け抜けていました。正確には１２日朝、その低気圧はまだ野島崎沖に前線を残しており、果たして雨天決行の断を下さねばならないのか？　というわずかな不安の影を落としていたのです。 　しかし天候は、最初のエントラントがスタート地点の館山道君津インターを通過する頃には回復を始め、先行していた開催者が鴨川に到着した頃は海霧が出ていたものの、千倉町までには青空が見え出していました。梅雨に入っているため、すかっとした海と空の色は望めなかったけれど、贅沢は言えません。 　第二回目のブラインドレイドは、このようにして千葉県の君津から鴨川経由で外房を廻り、内房の入り口である館山市までの１００ｋｍを走るツーリングとして開催されました。
		第二回目のエントラント solio822さん　　　　 　ワゴンＲソリオ　1.3　　 だいすけさん　　　　　 レガシィツーリングワゴン カ　　イさん　　　　　 　エスクード asami r wideさん 　　 ワゴンＲワイド kawaさんとご友人　 　エスクードTD11W　GW ｙｏｎｅさん兄妹　　　　 ジムニー devirockさんご家族　グランドエスクード 　今回のルールは、とにかく南房総を都心から見て時計回りにツーリングし、途中に設定したＣＰに用意した問題を解いてきていただく方式で、その解答の点数から、ロスした時間やオーバーした走行距離を減点していく方式としました。おまけポイントも任意で立ち寄れるよう設定し、こちらは立ち寄ったことを条件に加点するのですが、週末の外房の混雑を考慮した加点方式は、後にとてつもない逆転劇を生み出してしまうこととなります（読みが甘かった！） 　出題はインターネット上で情報収集可能なように、あらかじめエントラントに問題・回答集を提供しておき、規定時間内にいちばん時間が少なく、走行距離の短い状態でゴールした人が優勝となります。だから、最も難しいのは、スタート地点を何時に通過するかの判断ということになります。 　このルールの基本軸は良かったのですが、各種採点評価方式には、まだ改善の余地を残しました。