ちょうど4年めには間に合わなかったし、厳密には3,000kmほど前倒しだが、納車してからおおむね200,000kmを走った。10月31日に280,000km到達、この機に3セットめのデューラーA/T694を調達し、11月1日に新調した。
 エンジン換装のあと、タイロッド抜けを除けば大きなトラブルは出ていない。しかし細かい故障が無いわけではなく、補助灯類のリレー劣化と配線腐蝕による交換、プロペラシャフトからのカウンターウエート剥離、ドライブセレクト4WD切り替え時の、ごく希な動作の鈍りなどが起きている。
 もともと96年式という個体であるし、これだけの距離を走れば何が出てきても不思議はない。先代では29万キロ台でデフが破損しているが、オルタネータやトルクコンバータには不具合は出ずじまいだった。これらの経験値が予測と予防整備に活かせればいいが、ある日突然壊れることもあるので、そのときはそのときだと考えている。
 新しいタイヤについては、スペアを除く4本を交換したが、時期的に見て慣らしを済ませたあたりでスタッドレスへの交換が行われるだろうから、本格運用は来春からとなる。
 デューラーA/T694は圧雪路では意外に使えるタイヤだが、凍結路ではその限りではない。ただ、スタッドレスタイヤを付けているアルミホイール・スズキスポーツタイプMが、もう14年経過し、使用距離も相当なものとなって、微妙な歪みなど寿命が来ているように感じられる。
 スタッドレス用の16インチホイールを調達した方が良さそうなのだが、今のところ代替品は見つかっていない。なぜか倉庫には、15インチホイールなら2セットあるのだが・・・