就航から5年 
32万kmとマイナートラブル
 320,000キロに届く。走らせ始めてから5年2ヶ月を費やしている。約24万キロが正味距離数になるが、先代では20万キロ越えに6年かかっているから、ここまでのペースはなかなかのものだろう。2基めのH25Aも、ちょうど2年で10万キロをこなしたことになる。
 マイナートラブルは、マイナーの域ながら「よく聞く」ものが現れており、このエスクードも遂に、運転席側のパワーウインドーに使われているワイヤ切れを起こした。毎日の使用環境が変わり、距離が出なくなって駐車状態が長くなったことに起因しているかもしれないが、オルタネータの勢いにも翳りが出始めている。
 油脂類の定期交換において、ATFが普段よりも消耗していた。状態の劣化ではなく、減っていた。が、油漏れは起きていない。この夏の尋常ではない暑さで消失した? 原因はわからない。
 今期、夏の間はエンジンオイルを10W−40にしていた。個人的な感想としては、この粘度はH25AやH20Aには幾分硬い。高速の巡航速度でのエンジン回転数も200ほど高い。だが5W−30に比べると、質の耐久性は確かに良い。ことしの夏場を凌ぐのには妥当だったが、毎朝の外気温が1桁台になってくると、すぐには回らないエンジンになってきた。
 行きつけのスタンドが、企業合併によってジャパンエナジーからエネオスブランドに変わってしまった。エンジンオイルも新銘柄が投入されていたが、作っているのはJOMOであるとか。洗浄能力と省燃費性能で新しい国際規格をクリアしているというが、どんな具合かはこれから試していく。5W−30に戻すと、言わずもがなエンジンの回りが軽い。