東北 空色と緑の夏 
35万kmの道のり
 東北最初の夏。淡々と走り続けている。
 被災地の往復は、道路の復旧がだいぶ進み、どかされた瓦礫の山の処分が始まろうとしている。しかし復興の糸口となると、何も見えてこない。三陸沿岸を移動すると、何度やっても気が滅入る。
 30万キロ台に乗ったのが昨年の5月。1年3か月かけての5万キロだが、この間、インジェクションがやや不調気味になってきた。それ以外のトラブルは、運転席側のマップランプスイッチが動作しなくなった程度で、深刻なものは特にない。スイッチは基盤ごと交換となった。消耗品としてフロントのブレーキパッドを純正から純正に交換。リア側はライニング一式を交換した。
 この修理交換作業は部品発注も含めて3日だった。1週間だけぷらすBLUE(ТA01R)と後退している。その際にぷらすBLUEの排気管で、触媒内部が寿命に来ていることが確認されている。
 初代モデルの年式は、距離相応に古くなってしまった。BLUEらすかるも15年前のエスクードだ。ぷらすBLUEに至っては20年前の老体だから、無理もない。
 維持管理が不可能なのかと言えば、決してそんなことはない。メンテナンスによってコンディションは回復できる。ただ、この世代のエスクードが様々な形で評価されたとしても、中古車としての購入を、万人向けには気軽に勧められない時期が来ているのかもしれない。
 さて、月軌道まで、これでもまだ3万キロ以上残されている。年間約4万キロを走れるとすれば、いよいよ来年あたりのカウントダウンとなるはずだが、真冬になると稼働率は落ちるので、この秋までの動きで、到達時期が見えてくると思われる。