2014年5月18日。福島市郊外の高津森山北麓で49万キロを刻んだ。いよいよ50万キロに向けたカウントダウンが開始される。ただし載せ替えたエンジンもすでに6年目にして27万キロ近くに達しており、本来ならオーバーホールをかけたいところだ。
 
 ここに至る過程で、3年を経過したスタッドレスタイヤがもはやラジアルタイヤとしても使い物にならないだろうと判断され、オールテレーンに換装作業中、左リアホイール内側にオイルが多量に付着しているのを確認。数日前にはなかったオイル漏れで、デフのシールが破損したのか、シャフト自体の磨滅でオイルがしみだしてきたのかが分からない。ひとまずシール交換して様子を見ているところ。エンジンもヘッド周りからのオイル漏れが顕著になってきたので、50万キロの到達時に手を入れようと思う。
 スズキはもうこのクラスの排気量もV型6気筒も作らないというから後続への伝授にはならないが、H25Aに関しては、インジェクション関係の劣化と故障が持病のように思われる。載せ替え前のエンジンの致命傷がそれで、このエンジンでも一度経験し修理している。そしてそれらのときと同じような息つきが時折生じる。
 そうは言ってもこれだけの距離をこの短期間で使っているのだから、独特の症例として見るしかないのだが。前後サスペンションの動きも、減衰力が落ちているのを隠せなくなってきた。
 ТD61Wは4速ATの単一モデル。ここまできてトルクコンバータが壊れないのは大したものだと思うが、次に故障するとすればそこか。