2016年11月4日、610000キロを越えた。
 東北の山々が冠雪を迎えているが、幸いにも平野部の路面が凍結するまでには至っていない。タイヤ交換の前に下まわりの防錆処置を施す。

 この2カ月弱の間、いくつかマイナートラブルを修理した。再び錆の浮き始めたワイパーアームの新調、リアハッチ開閉ノブの錆による断裂(もうバラバラと言っていい)で部品新調、左補助灯への断線点検で発見されたリレー部の錆劣化に基づく配線修理。
 床が抜けていないだけまだましだが、年式相応という状態とともに、東北での運用はなかなか過酷だ。これまでもアンダーコート処理をしていなかったわけではないし、下まわりの洗車も怠らなかった。しかし鉄部分の酸化は避けられない。
 今年はアンダーコート剤をハードワックスに換えて塗布した。効果のほどは来春にならなければわからない。
 製品として見ればこのTD61Wは20年めに入っている。マイナートラブルの域ならば様子を見ている兆候は他にもあるのだが、要警戒すべき部分といえばトルクコンバータがまだ一度も故障していない。ヘビーコンディションな使われ方をしているなかで、よく頑張っていると思う。