2017年9月24日、660000キロに届く。
 この個体は83000キロの中古車を乗り出したもので,乗り出したもので,、あと10000キロ走ると、僕自身の手でエスクードの最長不倒距離に到達する計算。なかなか胸を張れるまでに至っていない。

 2カ月ほど前に最新型のエスクードは1400ccにダウンサイズされ、直噴ターボの搭載で劇的なビッグマイナーチェンジを遂げた。いよいよ「小さな車体に大排気量」というTD61Wのコンセプトはパワー・トルクともに過去のものとなった。
 しかしその直後、ハイオク仕様とはいえ同じエンジンを積む新型スイフトスポーツの搭乗で、それらの数値は上書きされた。どうにもエスクードは歴代、ホットモデルには恵まれない。
 この意味では、初代のV6‐2500は、力任せにオーバー3リッター化に至った三代目よりも尖ったところがあると思いたい。
 が、世の流れはそれどころではなく、アライグマ足のサスペンションシステムを構成するタイヤサイズが、常用してきたデューラーA/T694に限って廃番となってしまった。53万キロ台で組んだ694のうちリアに入れてあった2本は摩滅し58万5000キロで新調していた。それを一度ローテーションでフロントに移していたものは山を残しているが、当時フロントに入れて、リアに回した方はやはり溝が無くなった。
 スタッドレス期間を2シーズン挟んでいるから4万キロ差し引くとして、694はだいたい6〜7万キロくらいが使用限界だった。これに代わるA/T001は、耐摩耗性能が18%向上し、転がり抵抗では11%低減しているという。694はどうにか2年間は使えていたが、001はどの程度使えるか。もうじき冬装備に交換になるので,そのインプレッションは来夏にでも。
 その他マイナートラブルは、運転席ドアがヒンジに固定するピンの劣化で開閉できなくなるとか、同ドアのバイザーが割れてしまうとか。ドアは調整修理、バイザーはリペア剤を使用して修理。