2017年11月27日、670000キロを越えるく。
 83000キロの差分を埋め、ようやく自分自身の手でエスクードの最長不倒距離に持ち込めた。修理入庫の帰還も含めて12年と2ヵ月を費やした。

 その少し前、南東北の山々が冠雪する時期に冬装備への換装を済ませることができた。
 今年の変更点はスタッドレスタイヤの銘柄をブリザックDM‐V1に戻したこと。昨シーズン、30000キロほど走ったニューモデルのDM‐V2の摩耗が激しく、4本のうち2本は使い物にならないほど短命だった。
 2本だけ残すことも考えたが、これまで使用していた215‐70R16サイズが、特にリアサスとの相性が悪くひどくばたつく。それならばスタッドレスも225化してしまった方が得策かと、すべて交換となった。
 V1に戻した理由は、なぜかそれが再生産されているという話を聞きつけたから。どうもV2の評判はあちこちで悪かったらしい。乗り心地は悪くなかったが磨滅でグリップを維持する性質のタイヤだと、ひと冬履きっ放しのクルマには向かないのだ。
 ところで670000キロ。考えようによってはもう十分に走ったと思える。世の中にはこれを上回る個体もいるかもしれないが、たいていのエスクードではあと数年はかかるだろう。
 しかしやはり半端な数字だ。今年の車検は通す。