2018年3月16日、680000キロを越える。
 さすがに年越しからことし冬場の運航は大雪を警戒して控えめな走らせ方をしている。そのこともあってか、この冬は何事も起こらず過ごせたと思っていたのだが・・・

 実は手負いで走らせていた。
 フロントストラットアッパー側の取り付け部分付近に、車体側の亀裂が生じた。
 新幹線の台車じゃあるまいし、入庫させようと思ったのだが、こういう冬に限って例年にない降雪量が一気にやってきて、BLUEらすかるを戻すに戻せなくなった。幌車のぷらすBLUEではとても降雪に(屋根部分が)耐えられない。
 とにかく運行を最小限にとどめてだましだまし冬を乗り切った。これはスタッドレスタイヤの温存にも功を奏したのだが、やはりDM‐V1の方が摩滅は少ないようだ。
 その他の故障はバックドア内の集中ドアロック機構が破損し、勝手にすべてのドアをロックしてしまうようになった。これは部品交換の手配をしたところで、亀裂の修復を優先して入庫となる。
 4月、スズキ自販茨城の大橋工場長が転勤となった。エンジン不調に陥り載せ替えを余儀なくされた最初の大手術の折、作業を手掛けてくれたのが大橋さんだった。この車を熟知している人が居なくなるのは寂しいことだが、栄転となれば喜んで送り出さねばならない。