2018年8月4日、遂に700000キロ台に届く。
 最長不倒距離以降、気持ちは浮足立っていた。そこから先へどこまで進めるのか、皆目見当がつかないからだ。
 しかし768800キロという地球と月の往復距離は、ここまで来ると「ひょっとしたら」と思い立つことができる。
 それもこれも猛暑のせいかもしれないが・・・
 

 前回の記録が6月なので、怒涛の夏巡業になった。熊谷市では41.1℃というすさまじい観測がなされ、仙台市においても37.3℃は未知の外気温度だという。
 それらの猛暑が来る直前、2週間ほどエアコンが故障していた。エキスパンションバルブの破損で冷媒ガスが抜けてしまったのだ。しかしそういう時ならではの、リッター13キロをマークするなど、記録ずくめの7月だった。
 エアコンの修理入庫時に、ばたつきのひどくなったリアサスにも手を加えた。ステム変換させるショックアブソーバの取り付けステーに出ていたがたつきをボルト径の変更などで締め直した。同時にリアタイヤのデューラーAТ694に見切りをつけ、フロントと同じAТ001を新調。ショックの調整と相まって後席の乗り心地は大幅に改善された。が、001はやはりオンロード指向なのだとも思わされる。
 8月4日、那須高原の真庭ファームを700000キロのタッチダウン地点として走った。真庭さんとはお店の開店以来、偶然にもエスクード繋がりで知り合った間柄。馬鹿みたいな数字にもかかわらず。我がことのように喜んでくださった。
 9月にここで、つくばーどを開催することになった。