2019年9月1日、740000キロを迎えた。
 ペースダウンしたと思いきや、公私にわたって遠出の多い夏となっており、この日は遠野市まで往復1000キロを日帰りするという冗談ではない出張だった。
 

 8月中旬に猿ヶ島で熱中症と背中合わせのオフロード遊びをしていて、修理したはずのエアコンが効かなくなっていることに気づく。これはやはり冷媒ガスが漏れていると判断され、後日、青影さんがガスを提供してくれた。
 それにしても8年ぶりの関東の夏は人車ともにこたえる。そこへ遠野への往復が舞い込み夜通し走ったのだが岩手県に入ると早朝の気温は15℃。仕事を済ませて種山高原に上れば昼下がりでも19℃。「銀河鉄道の夜」と呼ばれる特製ラーメンがこの上なくうまい。
 ここから帰路を沿岸まわりで仙台から東北道へ決めるが、740000キロを踏むだろうと計算しておいた吾妻パーキングエリアまで、実際には1500メートル不足することが判明し、やむなく国見インターで高速を降りて福島市内へ。
 駐停車場所を探すために交通量の少ないフルーツラインをとぼとぼと走っていくと、福島市の林道ツーリングで集合場所にしているコンビニエンスストアが、奇しくも「ちょうどのタイミング」となった。
 これだけの積算走行距離となったが、今のところエンジンは快調。長距離を走ればカタログ燃費を上回る。