2020年9月11日、780000キロを刻んだ。
 走行ペースは「ちょっと走っている人」レベルに落ち着いてきた。
 

 この1万キロを刻む期間中、ワイパーの無段階間欠制御が効かなくなり、稼働中にフロントグラスの途中で停止したり際限なく動作したりの症状が出た。
 コントローラーを交換しリンクの調整を施す。動作途中で停止することは無くなったが、ごく稀に1回で止まるところを5回ほど動いて待機に入るような誤作動が起こるが、影響が大きなわけではないので様子を見ることにした。
 今年の夏の暑さは、設計上エンジンルームの熱抜きがうまくできない初代にとっては過酷だった。駐車状態で長時間エアコンを使うと、ラジエター開口部周辺に取り付けてある外気温計測器が70℃近くまで上がってしまう。走っていれば外気温そのものだが、停まっているとエンジンにも人間にも良くない傾向。アイドリングでは冷風とは言えない風になってしまう。
 7月にエンジンオイルの交換をして9月11日までが5000キロというペースなので、運用自体はやはり1か月あたりの距離が短くなっている。年内に79万キロに届くかどうかの走り方になった。使い始めて15年、この車自体が24年ものだから、このようなペースダウンはかえって健康環境的に悪くないかもしれない。