2022年6月月3日、840000キロを刻んだ。
 連休の旅行がそこそこ距離を稼いでいる。

 桜が咲いて菜の花が彩り、残雪に阻まれたかと思えばひねもすのたりな海を眺める。
 3月から5月にかけてあちこち出かけた後、懸案事項であった左右リアタイヤハウス内の錆による大穴が開いた箇所の錆止めと板金塗装修理を施した。これと同時に割れたバイザーの交換と、スライド機構の破損した運転席シートの部品交換を行ったが、バイザーだけは合わせてみたらショート用で寸法が異なり取り付けられなかった。
 すると今度は運転席のドアノブでストライカーの破損が生じ、内側からドアを開けられなくなった。ISCVの不調も続いている。なにしろ26年前のクルマになってしまったうえ、この走行距離だ。オーバーホールによって5000回転までストレスなく回るエンジンゆえに、時々ギャップを覚えるが、最近はそこまで回す傾向は減っている。
 そうこうしているうちに、四代目エスクードがハイブリッドに進化した。このTD61Wを手に入れた頃三代目がデビューしたのだが、それから17年。モデルの変遷は長い様で短いペースの動きを見せた。四代目だけでも三度ものエンジン変更になる。
 初代はもちろん、二代目以降の歴代がこの距離まで到達してくる日はあるのだろうか。