2022年8月17日、850000キロを刻んだ。
 近年にない酷暑続きで不整脈が生じた。

 
 ISCVの不調と思われていたアイドリング時の不整脈は、スロットルを開け続けても咳き込むような症状に広がり、再点検の末イグニッションコイルが1個、劣化で正常に点火していないからだと判明した。1個の劣化だがH25Aは6気筒。ダイレクトイグニッション6個をすべて交換する。
 それにしてもこのエンジン。もともと1600クラスのエンジンルームに無理やり押し込んだ設計なので、1600版でも熱抜きができないのだから、2500はエンジンフードにバルジでも追加して強制空冷してやりたくなるほど排熱ができていない。
 エンジンフード横の切り欠きからは猛烈な熱気があふれてくるのだが、あの程度の開口部は何の役にも立たない。あれが歴代のトレードマーク(三代目以降は穴すら開いていないが)だというのだから、お笑い草だ。
 そんな状況を痛感するような酷暑続きの夏。エアコンのブロアーモータも擦過音がするので交換することになった。次はタイヤだろう。真夏の長距離走行が続き、ローテーションするのもばからしいほど山が削れていく。