egOIL ATF類の交換
今回、デフオイル以外初の総入れ替えにつき記録


 10,000kmめの時に続く2度目のオイル交換。
 フラッシングとフィルター交換を伴う。この機にATF、パワステフルードの入れ替えも実施。前後デフオイルも交換したかったが、このGSで唯一できないメニューのため、こちらは別の機会に行う予定。オドメータは10,5000km。
 前ユーザーが残していた記録簿では約79,000km時点でこれらを交換したあと、記録が残っていない。記録簿は比較的こまめに残されており、消耗品の交換は一般ユースとしては納得できる頻度で行われていた。ここまでやっているなら、各部の防錆対策や処理も、もう少し気をつかって欲しかったと感じる。
 オイルは先代同様、部分合成ものの5w−30と平凡なところを選択。スズキ純正の同グレードよりも、若干、粘度が高いような気がする。オイルパンの接合部から油が滲んでいるため、漏れ止め添加剤を350_g混入させて様子を見ることにした。
 ATFは、約20,000kmの仕様という計算になるが、フルードに着色された赤色はまだ残っており(鮮やかな方が新品のフルード)、順当な劣化・酸化の状態。
 オイルフィルターはH20A用と共通規格(左側。右はG16A用)。昔からV6用ってでかいなあと思っていたが、2000cc用と2500cc用とが共通というのは、容量的にどうなの? 交換量は、2000ccのときと同じ5.5gではあったれけれど。むしろG16A用のフィルターの方が、小さめと思うべきなのか?
 パワステフルードの劣化は、予想していたほどではなかった。フィルター内のスラッジもほとんど無く、まだ交換しなくてもよかったかもしれない(写真は交換・洗浄後のフィルター)。ただ、ステアリング自体は、かすかな擦れ音が出ている。