フロントデフのオーバーホール
運転席側のシート交換
 走行中に前輪付近からなんとなく2種類以上の擦過音がする。ブレーキパッドが摩耗したときに始まるものとは異なる金属音。点検すると新調したハブにがたつきがあり、これを組み直すと、音のひとつはなくなったが、完全には消えない。デフ周辺からのオイル漏れも見つかり、デフとドライブシャフトに音源を絞ってオーバーホールに出した。
 ベアリング、サイドベアリング、サイドオイルシールを交換して慣らし中だが、音はほぼ無くなった。実はもう一つ、音の出ている部分があるのだが、計器類の交換にかかわってくると言うので、オドメータがゼロになってしまうのを避けるために手を付けていない。
 今回の修理中に、こし亀さんから中古品の運転席用レカロシートとベースフレーム類が届いたので、これも同時に交換した。シートはスープラかセリカの純正ものらしく、標準の取り付け位置だとアップライトのポジションがとれない。これはTA01Wさんのアドバイスで、取り付け位置の前後高さ調整を行った。
 コンバーチブルのぷらすBLUEのときとは勝手が違い、シートベルトのアンカー位置が、初期型は床から生えているのだが、TD61Wはベースフレームに取り付けられている。エスクードが2000cc化した頃の変更点で、レカロの場合はシートレール側にアンカーをとも締めしなくてはならない。が、レールにそのためのアタッチメントが付いていない。
 アンカー用アタッチメント付きのレールを用意してもらい、組み付けに入ったところ、今度はシートアジャスト用のパイプバーの幅が合わなくなった。それまでレールの内側に差し込むはずが、どう見ても外側で固定する仕様。これも対応品があるというので調達し、取り付けが完了した。