マーキングを貼り替え
制作・作業 いーむらーとさん
 先代から数えて3回めのマーキング製作。BLUEらすかるでは2度めの作成を、いーむらーとさんにお願いした。2005年9月以来、エンジンフード先端のマーキングのうち、小さい切り出し文字の4割ほどが剥離してしまったためだ。左右のリアフェンダーに貼ってある方は、5年めに入っているが、林道で藪に入っても洗車機にかけても剥げ落ちずにいる。
 「ボンネット上は、どうしても熱変化が大きいからね。カッティングシートの収縮も激しいの。こんな細かい切り文字、我ながらよくここまで保ったと思うよ」(いーむらーと:飯村さん)
 大寒にもかかわらず4月なみの暖かさをねらって、貼り替え作業にかかる。初回のマーキングはあらかじめ除去してあり、実はエンジンフード自体も、これまでに刻まれた跳ね石などの傷もへこみも修繕し、車体色とクリアーを吹き直してある。
 屋外広告用の高耐候性カッティングシートを使用するが、切り文字1個ずつはきわめて細いことから、糊のくいつきを確保するため貼り付け面をベンジンで軽く清掃し、位置決めしたマーキングを当てていく。
 「天気が続くと良いなあ。貼り込んだあとは紫外線(太陽光)を当てて、シートが定着するのに2日くらいほしいところ」
 紫外線はこの手の樹脂シートには(塗装面にも)長期的には大敵になると思っていたが、貼り付け初期の時点ではその影響による変化が必要なのだそうだ。
 帰宅後、車庫にて夜露に晒さず翌日まで待機に入った。今夜、近所のネコが上に乗って遊ばないことを祈るばかりだ。