BLUEらすかるの積算走行距離は、2007年3月に入ったところで170,000kmを越えた。もうじき、前所有者が走った距離を自分で走った距離が上回ることになる。
 下回りについてはオイル交換などの際に点検を繰り返していたのだけれど、前部サイドフレームの先端は、フロントエクステンションバーやスキッドプレートなどの構造材に隠れて見えなかった。
 実際には、ここが最も錆の進行が激しかった。
 排気系を一新してから4ヶ月めに、遮熱板が割れてびびり音がし始めたので、遮熱板を溶接修理してもらった。
 その修理部分を確認するために、フロント側から下回りに潜り込む際、右サイドフレーム先端に、錆による膨張箇所を発見。触ってみるとぐずぐずに崩れてしまった。
 右がそうなら左も同様だろうと点検すると、予想通り。右側以上に腐食が進行していた。
 恐るべし融雪剤。
 しかし、同じようにゲレンデエクスプレスを15年続けていて、190,000kmを越えている嵐田風花さんの「のまちゃん」は、ここまでひどくない。つくばーどの歴代も、雪道を走ったくらいでフレームが錆びたということは一度もない。
 要はメンテナンスの問題なのだろう。とはいっても、自分でも見落としていたのだから面目ない限りなのだけれど。
 ひとまず腐食部分の切除と再度防錆処理を施し、パッチを当てて溶接修理。その後、アンダーコートを吹き付けて対症療法とした。それにしても、車体よりも先にフレームに穴が開くとは・・・