700kmを突っ走れ・・・るのか?
燃費より航続距離で語りたい主義なのです
 航続距離を語ることは、同時に燃費を語っているのだが、リッター何キロ走る、という言い回しの話題は好きではない。どこまで走れるか、という考え方の方が能動的なので、BLUEらすかるの場合は600kmラインから先を目指したいと思う。
 でもエコランも得意ではないから、普通に走らせて、これを目指したい。
 653kmを刻んでいるのは、スタッドレスタイヤのDM−Z3を使用中のもの。215/70R16インチサイズで、純正規格よりワンサイズ大きい。
 スタッドレスのタイヤパターンはラジアルタイヤに近いため、オールテレーンよりも距離を伸ばすことが出来るが、これを履かせているアルミホイール(スズキスポーツ・タイプM)がそろそろ寿命なのか、現在の足まわり構成とこのタイヤサイズが合わないのか、リア側の突き上げが大きく不快な乗り心地になっている。これで長距離を走るのは、いささか苦痛だ。
 2008年3月から、夏タイヤのデューラーA/T694を新調してあり、仕事の移動と慣らしがてらに航続距離を測ってみた。225/70R16インチに上がっている分、速度計と距離計には誤差が生じているはずだが、メーター読みではとたんに数値が落ちる。誤差範囲から考えると、実質では600kmを走っていると思われるが、燃料計の動きを見ながらの運転だと、もう一つ先のガソリンスタンドまで・・・というリスクはなかなか踏み込めない。
 21万キロ台に乗っているBLUEらすかるも、いくらか燃料消費には無駄が出てきているようだ。700kmを走らせるには、最低、リッター11kmを維持しなくてはならない。オールテレーンではちょっと条件が厳しい。オンロード系のタイヤに換装すれば、もう少しマシな数値になると思うが、そこまで手を入れるつもりはない。なお、エンジン回りには何も手を加えていない。ここだけの話、アーシングなどはそれほど燃費やトルク改善には役立たないことは、先代らすかるで体感している。