サイドウォールが裂ければ
パンク修理キットは役に立たない


 京都府京丹波町の林道、タカタラビ・三峠線へツーリングに行った際の出来事です。
 時期は2013年12月初め頃でした。
 中盤の三峠山登山口付近では薄っすらと冠雪しており、 引き返せば良かったのですが…
 さらに西へ進むと、濡れて尖った石が散乱している区間に 差し掛かりました。 
 当時私はTDA4Wでの林道走行も、ある程度の経験を重ねてきており、 慢心或いは自信過剰になっていたのでしょう。
 問題の区間は、今では見るからに 危なそうに感じます。
 ただでさえ大柄ゆえ林道では身動きの取り難いTDA4Wを、 ローレンジに入れて最徐行させる等の基本動作すら怠って、危険箇所に進入させてしまいました。
  結果は案の定サイドウォールが裂けてバースト・・・

 待避できる場所まで自力で走行後、スペアタイヤに交換し、林道そのものは何とか 完走して帰還することが出来ました。
 林道走行の際は、皆様もどうぞご用心下さい。


 私は林道ツーリングが好きで、3代目エスクードでも走行可能な林道を選び、このエスクードの基本的な性能の良さと、安全に留意して走れば林道ツーリングが楽しい時間であることを伝えたいと考えています。
 今回、慢心と油断が招くパンクを経験し、SUV、四輪駆動車というくくりなど関係なく、スペアタイヤの存在が大事であることをあらためて感じました。タイヤというものはトレッド面よりもサイドウォールこそウイークポイントとなり、ここを破損すればパンク修理キットなどでは太刀打ちできない事態に陥るのです。そのことがエスクードユーザーさんに伝わればなによりです。
 
 さて、タイヤ一本を再起不能にしましたが、それでも林道ツーリングは続けております。
 長期間の通行止めを経て2014年6月から通行可能となった、群馬県・万沢林道へ ツーリングに行って来ました。
 舗装区間込みで約20kmの走り応えのある林道です。 全体的にはフラットダートですが、一部で障害物や熊笹により幅員が狭くなっている 区間がありますので、走行の際にはご注意下さい。

                                           wolfcity with TDA4W

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