| - Mechanical Note - |
| - ESCLEV - |
|
推測される状況として、当該金具が折れてラジエターファンがラジエター本体を
直撃して破損させたのかもしれない。
ファンクラッチが固着していたことによる異常振動なども、固定金具に通常では
考慮外の負荷影響を及ぼしたかもしれない。また、ファンクラッチを単体の部品と
して考えると、車両の年始式からみても、壊れるのが早過ぎるという印象がある。
もちろん、機械部品であるから、絶対に壊れないというものではない。
|
|
これらのことは、あくまで事実関係から想像できることを列挙しただけにすぎないが、
今回の破損ケースのうち「テンションプーリー固定金具のクラックの有無」までは、日常
の始業点検では発見しきれないものだと思われる。
破損し、取り外された部品を見て、初めて「この取り付け部分の肉厚や構造では、負荷
がかかれば断裂することがあるかもしれない」と感じさせられはした。
|
| 2005年2月。ディーラーから連絡が入る。 破損した部品を預けてから約1年経過していた。どのような調査やその後の措置判断が行われたのかは不明だが、この故障修理に関して、交換した部品代の返却が行われることとなった。
|
|