Exemplary 
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30万キロへの道のり
TD01W しろくまさん

 ■300,000q突破

 2008年9月24日、自宅で夕食をとって再び職場に戻る途に300,000qを突破しました。
 このエスクードは、1999年6月に2年落ちで走行距離約14,000qの中古を購入したものです。当時は出身地に戻って仕事に就いて2年目、家庭の事情から週末には峠を越えて家族のもとに通わねばならない状況になっていました。雪国ゆえ、冬の峠越えには本格4駆が必要でした。今のエスクードが選択された所以です。
 休日、実家からの帰路、何気なく国道沿いのスズキのディーラーに立ち寄ってみると、中古車の展示場奥にまだ値段がついていない初代エスクードの5ドア車、それもマニュアル車がそこにありました。営業の方に「あれは売り物なのか」と尋ねました。すると入荷したばかりでまだ値段もつけていないとのこと。乗って動かしてみてもいい、というので、さっそく鍵を受け取って展示場回りを少し動かしてみました。
 低速トルクは十分。車内は広いわけではないですが、十分な室内高がありました(巨漢ですので、この点が重要)。また、ボンネットを開けて地面が見えたときに、これなら自分でいじれる、と感じました。というわけで、さっそく値段交渉して購入に至りました。
 こんな経緯で私のもとにやってきたエスクードです。その後、私は職を辞し、再び学生に戻り、清貧(笑)の生活を送ります。しかし、車がないと不便な研究をしていましたので、そのままエスクードは研究のパートナーとしても大いに活躍してくれました。さらに、ジャッキアップしなくてもオイル交換ができ、上から手を入れてオイルフィルターも交換できる、この整備性のよさにはずいぶん助けられました。


 ■エンジン載せ替えと主要部品等の交換

 10万qを過ぎても特に大きなトラブルはありませんでしたが、145,000q走行時に、工場の整備ミスからエンジン載せ替えに至りました。さらに載せ替えられたエンジンが粗悪で、再度載せ替え等の交渉をしているときに高速道路上で焼き付き。「保証期間が過ぎた」との説明でそのままになりました。
 頭に来たので、インターネットで程度のよい中古エンジンをみつけてそれに載せ替えました。58,000q走行のエンジンでしたので、現在で210,000qぐらい走ったことになりましょうか。
 クラッチは確か5、6万qで1回目のオーバーホール。前のオーナーが初車検前に手放したのはマニュアル車を扱いきれなかったゆえのようで、結果、半クラッチを多用していたのでしょうか。2回目は20万qを超えてで、3回目はこの前の8月に実施。思ったより重傷でした。
 オルタネーターはこれまで2回リビルド品に交換。いずれも不具合が起こる前に予防的に換えたものです。ショックアブゾーバは1回だけ換えています。
 夏タイヤは現在もので4セット目になります。純正が205/70R16という特殊サイズでしたから、2セット目からはそのサイズが設定されているダンロップのグラントレック AT2をずっと装着しています。スタッドレスは195/80R15で、今までで3セットですね。今度の冬には4セット目を購入予定です。
 その他、いろいろ考えもつかないところが壊れますので、それはそれで面白いものですが、路上での立ち往生に付き合わされている妻にはたまったものではないでしょう・・・


 ■これから
 

 以前から嘆いていますが、クランクシールからのオイル漏れが直りません。これが持病です。
 210,000qを過ぎた辺りから発生し、これまでにシールは7〜8回は換えています。オイル下がりなどの症状も無いので、どうも諦めきれないところがあります。
 オーバーホールか、リビルドエンジンか…。今度買った宝くじが当たれば、フレームやボディ以外、全部取り替えるのですけどね・・・(笑)
 いずれにしろ、もう少し、次のゾロ目、333,333qまではとも思っています。また、まだ子どもができなくて心待ちにしている身ですが、このエスクードにベビーシートをつける経験をするまで、がんばって乗り続けてみたいと思います。

データ:
TD01W 平成95月新車登録
5速マニュアルトランスミッション
現走行距離
301,000q(2008年10月)


Egress